2020年4月5日日曜日

私がフィリピン証券所で投資している銘柄紹介【TEL】フィリピン・ロング・ディスタンス・テレフォンカンパニー PLDT.inc

私が実際に投資しているフィリピン証券取引所に上場している銘柄をご紹介します。

フィリピン株の基礎知識については、以下をご覧ください。

philippineinvestor.hatenablog.com

まず、大前提になりますが、フィリピン証券業界はまだまだ未成熟であるとの認識をまずは持つことが重要です。実際に購入する銘柄も、基本はフィリピン総合指数(PSEi)を構成する、主要銘柄を購入することをオススメします。それ以外は、ボラティリティー(価格の変動)が高過ぎること、そもそも取引がほとんどない銘柄もあるので売りたくても売れない可能性などがあります。

逆にPSEiであれば安心ですが、そもそも30銘柄程度しかありませんので、選択肢もぐっと縮まります。

フィリピン総合指数(PSEi)とは…
フィリピン共和国の首都マニラにあるフィリピン証券取引所に上場している、商工業・不動産・鉱業・石油セクターの主要銘柄で構成される時価総額加重平均指数をいいます。これは、東南アジアのフィリピン株式市場の代表的な株価指数で、1994年9月30日を基準日とし、その日のの時価総額をを2922.21(基準値)として算出されます。

www.ifinance.ne.jp

私が投資している銘柄
企業名:PLDT.inc フィリピン・ロング・ディスタンス・テレフォンカンパニー
ティッカーシンボル: TEL
事業内容:
フィリピン大手通信事業者です。通信とデジタルサービスを提供する。フィリピンで、 ワイヤレス、光ファイバーなどの通信技術サービスを展開。日本のNTTドコモも株主に名を連ねている。2018年現在議決権は8.56%
株価:
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bloombergのチャートになりますが、

過去5年間で絶賛爆下げ中!

ただ、そのおかげか、配当利回りは直近で

6.07%

とかなりの高配当銘柄となっております。私はグロース株より、バリュー株を中長期で保有していくことが投資戦略上も好きなこともあり、私の投資スタイルに見合った銘柄かな、と個人的には思っています。PERも直近で13.74と割安感も高まっています。


私が好きな配当実績ですが、
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ご覧頂くとおりで、日本やアメリカの通信株を見慣れた人が見ると若干??ですね(苦笑 高配当銘柄ではありますが、配当額は減ったり増えたりを繰り返しています。フィリピン株は「増配」といった考えは薄いというか、そもそも市場が未成熟なため、今後そういったアメリカ株的な考えが浸透していくことを期待したいですね。
今後時間が経つにつれて、それも変わっていくと思いますので、株価が下がれば基本はナンピン買いを繰り返し、長期保有でリターンを狙っていく予定です。

ついでに業績も載せておきます。
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こちらもご覧頂く通りではあるのですが、2014年→2015年、2016年→2017年にかけて大きく利益が減少し、その結果、配当額も大きく減っていることが分かりますが、直近は、売上額、1株当たりの利益といった各種指標も回復傾向にあります。
この辺を鑑みますと、株価はいくら何でも下がり過ぎで、今後のフィリピンでのより一層のスマホの普及や通信環境が改善されていくことにともなう周辺領域での収益拡大を考えると、ゆっくりだとは思いますが、売上、利益と株価もゆるやかに上昇していくものと考えています。

個人的的には、このPLDT.incについては、フィリピン株初心者の方には高配当銘柄でもあるのでオススメ銘柄です。ドコモも出資していますしね。

投資する銘柄研究について、私は以下のサービスに加入しています。「フィリピン株.com」によれば妥当株価はまだまだ下(苦笑 なので、株価が下がった際は、さらにナンピン買い予定です。


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