2020年4月18日土曜日

フィリピン緊急利下げを決定。どうなるフィリピン経済と株式と不動産?

フィリピン中央銀行が4月16日、0.5%の緊急利下げを決定しました。政策金利は2.75%になります。

www.nikkei.com


当然のことながら、新型コロナウィルスの影響で急速に経済活動、株価が悪化していることが理由で、利下げで経済及び株価を下支えしようとしています。

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こちらはフィリピン総合指数になりますが、4月16日のフィリピン総合指数はマイナス7%と大幅マイナスになり、コロナ騒動が顕在化した3月19日以来の大幅マイナスとなり、急遽利下げが決定しました。

一方、フィリピン政府は経済成長率については、2019年の5.9%から0.8~0%落ち込む、と予想しているものの、IMFが発表した世界経済見通しとは大きな乖離があります。

じゃあ、IMFはどのように予測を立てているのか?という点ですが、実際の発表を見てみると、

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この図の通りで、黄色ラインの「ASEAN原加盟5か国」部分になります。フィリピン単体ではなく、フィリピン、タイ、インドネシア、マレーシア、ベトナムになります。

こちらによると、2020年はマイナス0.6%となっており、フィリピン単独ではないとはいえ、政府予測と大きな乖離があり、ロックダウン状況を見ている限りではフィリピン単独でもマイナス成長の可能性は十分あると思います。

直近1,2年タームでは株式の低迷、不動産も一時的な値下がりなど覚悟も必要になるでしょう。ただ、フィリピン経済は必ず復活します。より安い人件費を求めたBPOニーズ、人口ボーナス等を考えると今こそ投資の絶好のタイミングです。

実際私も、現金ポジションがないのに、ない中でフィリピン株を買い増しています。不動産もロックダウンが解除され、投げ売りのような物件があれば、日本株ポジションを損切りしてでも購入しようと考えています。

このタイミングはもしかしたら、サラリーマン投資家として、一生に一度の勝負のタイミングかもしれません。負けるかもしれませんし、勝つかもしれません。

まぁ負けたら負けたで、お金がない中で家族慎ましく暮らします(苦笑

その状況は随時このブログでご報告していきます。

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