2020年7月13日月曜日

ドゥテルテ大統領はまだまとも!? 世界各国、最高権力者とにかくヤバ過ぎです…

フィリピンの民放最大手テレビ局「ABS―CBN」ですが、ドゥテルテ大統領に批判的な報道スタンスから、再三大統領から威嚇され続けたあげく、5月には放送事業免許の更新を国会がスルーし、放送停止に陥っていました。
そして、今回7月12日にフィリピン国会の委員会は「ABS―CBN」の事業免許の更新を圧倒的多数で否決したため、放送再開の道のりが一段と遠のいてしまいました。


こちらですが、以前ブログにも書いたのですが、日本に置き換えると、自民党安倍政権に批判的なテレビ朝日がある日突然放送免許をはく奪され、テレビが映らなく、といったこととほぼ同じ意味です。客観的に見て、ヤヴァいですよね。




ドゥテルテ大統領の剛腕は政治的、経済的にも評価が高い一方、自分に対して批判的なスタンスのメディアや人物については徹底的に排除しようとする姿勢はまさにアメリカのトランプ大統領とそっくりです。

そんな剛腕だが、ヤヴァいリーダーを持つフィリピンですが、世界各国見まわしてみると「ヤヴァい」リーダーばかりです(苦笑

相対的な比較でみると、ドュテルテ大統領なんてカワイイものかもしれません。権力への固執、圧倒的な覇権主義、世界を混乱と混とんに陥れる身勝手な政策…。簡単にご紹介します。

まず、世界No,1大国アメリカのトランプ大統領ですが、今、トランプ大統領はより一層中国への対決姿勢を鮮明にしています。直近では、日本でも広く普及している短尺動画アプリの「tiktok」のアメリカでの禁止の可能性を示唆しています。


中国とはそもそも「イデオロギー」の対立があるので、まぁしょうがないかもしれません。特に直近の中国の横暴に対して怒りや不安を抱えている人は多いと思いますので、ひそかに応援している人も多いと思います。

ただ、トランプ大統領は相手を選びません(苦笑

欧州(EU)、イギリスとは政治的思想や自由や民主主義などを共有する「仲間」であるはずですが、こんな感じで、EU製品に新関税を検討中というニュースが流れました。



これは、航空機メーカーへの補助金をめぐる15年に及ぶ欧州との対立に関係している、とのこと。いずれにしても実行されれば、LVMHなどラグジュアリーブランドは多大な影響が想定されます。

自国の経済や企業はもちろん大事ではありますが、この全世界的な非常事態下でやることか、、、疑問に感じてしまいます。

そして、、、中国の横暴は今にはじまった話ではありませんが、、、ついに、香港は「本国家安全維持法」が制定され、「一国二制度」が完全に崩壊しました。

習近平首相は、トランプ大統領やドゥテルテ大統領のような激烈さはありませんが、淡々と中国覇権の道を歩もうとしています。

一方ロシアでは、7月1日に憲法改正の是非を問う国民投票が行われ、これまた圧倒的多数
で改憲が支持され、プーチン大統領はなんと16年後の2036年まで政権を維持することが可能となりました。

もう各国、最高権力者好き放題やりまくりです(苦笑

一方、わが日本の安倍首相は? いろいろな評価がありますし、直近では長期政権の様々な弊害が出ているようにも感じますが、私のような経済至上主義者から見たら、アベノミクス含め、すごくよくやって頂いていると思います。少なくても上記あげたような他国の最高権力者と比べると当たり前ですが、まともです(苦笑

面白いのは民主主義、共産主義問わず、最高権力者の横暴というのは、あるものなのだな、という素直な驚きです。私はなにより自由と民主的なプロセスを重視する人間ですが、今回のコロナ騒動を見ていても、「自由」とは何か? を改めて考えさせられますね。

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関連記事ですが、改めて私がフィリピンに注目する理由、フィリピンに投資する理由をこの記事でご紹介しています。色々問題があることも自覚していますが、圧倒的な「熱狂」に私は限りない可能性を感じています。

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