2020年5月29日金曜日

【フィリピン株徹底解剖】ジョリビーの苦難は続くよ…、いつまで?

フィリピン株投資家として、私が最も多く保有しているのが、


ジョリビー・フーズ (JFC)


になります。


過去にいくつかジョリビーについて言及した記事がありますので詳しくは以下をご覧ください  。



私はフィリピンという国のポテンシャルと「ジョリビー」という世界を代表するファーストフードチェーンの将来性に現時点で迷いはないのですが、直近はジョリビーは業績、株価ともに大いに苦戦しています…。

ジョリビーの株価等についてあまり日本語で記事化されることは稀なのですが、先日も以下のような記事が日経に載りました。



引用させて頂きますと、

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26日のフィリピン株式市場で、外食大手のジョリビー・フーズが大幅に続落。一時は前営業日比16ペソ(12.0%)安の117ペソに下落し、約1カ月半ぶりの安値を付けた。前営業日の22日、新型コロナウイルスによる影響が長期化すると見込み、事業改革に乗り出すと発表した。収益悪化や外食産業への慎重な見通しを嫌気し、売りが膨らんだ。
ジョリビーは今後数カ月間の業績について、「売り上げは前年同期を大幅に下回る水準が続く」と予想。新型コロナの感染拡大が収束した後も消費者がすぐ従来と同じ生活には戻らないとみている。
店内飲食の需要減に備え、70億ペソ(約150億円)を投じて宅配事業の強化などに注力する。不採算店舗の整理も進める。

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 とのことでして、コロナショックによる大幅下落の後、反発していたのですが、また大幅に下げて、私の損失も大きく膨らんでしまいました…。

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こちらは直近一年間のジョリビーの株価の推移です。

もともとジリジリ下げていたところからのコロナショック、その後急反発、そして今回の「事業改革」のニュースによる大幅な下げ、というまさにジェットコースター状態。

一年トータルリターンは-60%とぶっちぎりの下げです!

私のようにポジションを多く持っている投資家はほぼ塩漬け状態かとは思いますが、いまからフィリピン株投資をはじめる方にとっては、いままさにこのタイミングは絶好の買い場になります。

冷静に考えて、いままさにフィリピンでは徐々にロックダウンが解除され、人々が街に戻ってくること、記事にもある通り「宅配事業の強化」など新たな需要の取り込みなど期待できます。

今後のジョリビーの展開に期待したいところですね。

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