2021年1月4日月曜日

ドゥテルテファミリーにフィリピン経済は託される? 2022年度フィリピン大統領選挙の行方

 アメリカの大統領選挙は一部で再集計作業が継続しつつも、現職のトランプ大統領の敗北はほぼ確定し、バイデン政権に移行しようとしています。

トランプ大統領は何だかんだありつつも、「投資家」目線においては、強力な経済政策の元、株価を押し上げ、多くの投資家がその恩恵を受けた、という意味においては評価すべきかな、と思っています。

一方、世界中やアメリカ国内での「分断」や「憎悪の増幅」があったことも事実で、その評価は後世に委ねることになると思います。


経済規模は異なりますが、フィリピンのドュテルテ大統領もその剛腕で賛否両論ありつつも、『Build Build Build』プログラムに代表される強力な経済政策、インフラ整備はフィリピンの貧困や失業の解決に寄与しています。


フィリピン国内で圧倒的な人気を誇るドュテルテ大統領ですが、フィリピンの法律で大統領は「任期6年・再選なし」となっており、前回の大統領選挙が2016年に行われているため、次回の大統領選挙は2022年に行われます。

そんな中、フィリピンの世論調査期間のパルスアジアが、2022年度の大統領選挙で誰に投票するかを世論調査したところ、ドュテルテ大統領の長女で現ダバオ市の市長をしているサラ氏が26%を獲得し、首位に立っている、とのことでした。


※写真は日本の河野外務大臣とサラ市長です

まだ、フィリピン大統領選挙まで1年以上もありますし、依然コロナウィルスが猛威をふるっている状況なのでどうなるかは全く分かりませんが、デュテルテファミリーにフィリピンの将来が委ねられる可能性が高まっています。

この大きな動きもフィリピン投資家として注視していきたい、と思っています。


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フィリピンに渡航できなくなって早1年近くになります。サンミゲルのビールが恋しいですね…。しかし日本で買うと高い…。



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